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首が痛い

首の痛みがひどくなると、首が動かせない、頭痛も伴うなどの症状に悩まされている方も多いと思います。
当クリニックでは、理学療法士によるリハビリテーションと普段の生活指導や薬の服用に関する的確なアドバイスで、首の症状改善に繋げます。
このページでは、首の痛みが出現する代表的な疾患について紹介します。

頚椎症性神経根症

首や肩甲骨周囲の痛み、肩こりのような症状があります。首を動かしたり、うがいをする時に上を向く動作などで痛みが強くなります。また、脊髄の枝(神経根)が圧迫されることで、片側の首~上肢(手にかけて)に痛みやしびれ、力が入りにくいなどの症状がでます。

頚椎の骨と骨の間にある椎間板(クッションの役割)は年齢とともに変性します。また、これに伴い頚椎の骨が変形していきます。それらが神経根(脊髄の枝)に触れると神経根症の症状がでます。

普段の生活から姿勢に気を付け、頚椎にかかる負担を減らすことが大切です。上を見上げる動作など首が後方にそらないように心がけて下さい。また、ソファーで寝ながらテレビを見たり、車や電車に長時間座り続けることも、頚椎に負担をかけるので注意が必要です。

当院では運動器リハビリテーションで頚椎に負担がかからない姿勢の指導や日常生活動作指導を行います。薬物療法、温熱療法も併用し、痛みやしびれを改善します。

頚椎椎間板ヘルニア

椎間板は背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。椎間板が加齢などにより変性したり、悪い姿勢で仕事をしたり、スポーツなどが誘因になり、椎間板の一部が出てきて神経を圧迫し症状が出ます。

頚や肩甲部、上肢に痛みやしびれが放散したり、箸が使いづらくなったり、ボタンがかけづらくなったりします。また、足がもつれて歩きづらくなることもあります。まれに、排尿障害や胸部痛がみられることもあります。

診断は診察所見とレントゲン検査、MRI検査で行います。

治療は痛みが強い場合には、頚椎カラーをつけて鎮痛剤使用し安静にします。神経ブロックを併用することもあります。痛みが和らいできたら、リハビリテーションでの物理療法、運動療法を行います。これらの治療でも十分な効果が得られないときや、上下肢の筋力低下、歩行障害、排尿障害があるときは手術療法を選択することもあります。

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