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足首・足が痛い

足は日常的に歩行動作で使うため、痛みが出ると日常生活動作に支障をきたすことが多くなります。
当クリニックでは、理学療法士によるリハビリテーションと普段の生活指導や薬の服用に関する的確なアドバイスで、足首・足の痛みの症状改善に繋げます。
このページでは、足首・足の痛みが出現する代表的な疾患について紹介します。

外反母趾

女性がハイヒールなど踵の高い靴を長時間はくと、足の前方部や足趾に強い圧力がかかることや加齢で足のアーチがくずれることなどが原因といわれています。母趾が曲がって変形し母趾の付け根が突出して、その部分が靴の中で圧迫され痛みが生じます。

診断は外見とレントゲン検査で行います。

治療は保存療法を行います。ハイヒールなどの靴を履くことを極力さけることが大切で、踵の低い靴やスニーカーを履くようにします。足趾の体操(グーチョキパー運動、タオル寄せ運動など)で変形の進行を予防します。保存療法でも効果が不十分で、日常生活に支障が強い場合は、手術療法(骨切り矯正術)が必要になることもあります。

足底腱膜炎

長時間の立ち仕事や歩行、スポーツ(ランニングなど)により過度な負荷が繰り返し足にかかると、足の底にある足底腱膜の骨の付着部にストレスが集中して微小な傷や変性が起きて痛みが生じます。中年期の女性では、筋力低下や体重増加も負荷が増加する原因になります。

朝の起床時の歩き出しや長く椅子に腰かけた後の歩き始めなどに踵に痛みを感じます。我慢して歩くうちに徐々に痛みが和らぐこともありますが、歩く量が増えてくると再び痛みが強くなってきます。スポーツでも同様に、ランニング開始時に痛みを感じますが、続けていると徐々に痛みが和らぎ、長距離を走ると再び痛みが強くなります。

診断は問診、身体所見、レントゲン検査で行います。レントゲン検査では骨棘と呼ばれる骨のトゲがみられることがあります。

治療は内服薬や湿布で痛みの治療をし、アキレス腱や足底腱膜のストレッチを行います。痛みが強いときは局所注射を行います。

足関節捻挫

段差を踏み外したり、ジャンプの着地の際に足首を捻ることによって起こります。スポーツ中などに多く起こります。
関節を支持している靱帯を痛めるケガです。多くは足首を内側に捻って起こるので、足首の外側の靱帯が痛みます。外側のくるぶしの前下方に痛みが起き、腫れたりします。痛みで歩行困難になる場合もあります。

診断は診察所見とレントゲン検査(骨折の有無)で行います。

治療は、受傷直後はRICE(安静、冷却、圧迫、挙上)を行います。症状が強ければシーネ固定で安静をはかる場合もあります。軽症の場合は、サポーターなどで治療を行います。痛みが軽減してきたら、リハビリテーションで足関節の動きを改善させ、足関節周囲の筋力訓練を行い再発防止に努めます。

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